~~ニューシングルのタイトルが「みかんのうた」ですが

どういった経緯で曲がうまれたのでしょうか。

カップリングを含めて、今までリリースしたものと少し雰囲気が違いますね。

 

川口:母校(AN MUSIC SCHOOL、渋谷区幡ヶ谷にある音楽学校)のアカペラサークルが

毎年秋に、静岡県沼津市でコンサートを開催してまして。

アカペラサークルにも関わっていらっしゃる僕の歌の先生と

今年(2016年)の4月に話をする中、今年の沼津でのコンサートで、みんなで歌える曲が欲しいという話になって。

 

年代を問わず、一度聴いたら歌えるようなシンプルな曲で

タイトルは「みかんのうた」で、という話で。開催地域がみかんの産地なんですよ。

僕の住む浜松市もみかんの産地で、つながるな、と。

 

 

~~それで「みかんのうた」なんですね

 

その話をしている時に、ばーっと色々な景色やイメージが膨らんで。

後日、鍵盤を前にして、なんとなくコードを弾きながらメロディを歌っていって。

シンプルなメロディーになるように、今回メロディーが全て4分音符なんですよ。4分音符だけで作ろうと。

だから、メロディーが出てきた時に、シンプルゆえに差別化しずらいというか、

出てきたばかりの時は、これでOKとする、しどころがわからなかったんですよ。

ただ、今は、だからこそ、聴いてくださった方に、すっと入っていってくれるのかなとも思います。

シンプルなメロディーなので、歌をレコーディングするとき、そっと、それでいて凛としてたたずんでいるようなイメージで

色々なアプローチを、それこそ育てるように丁寧に試していきました。

 

『自然の恵みと、人が誰かを想う気持ちが重なる場所』

~~歌詞はどのように形になっていったんですか

 

タイトルが決まっていたので、まずみかんは出そうと。

 

~~みかんのうたですもんね。

 

歌いだしで、「みかんの花が風に揺れてる」という詞があるんですが、メロディを歌ったときに一緒に、すっとこの言葉が出てきて。

あ、みかんが出てきた、よかった、と。

元々、まず曲の話をしている時に、青空、太陽、みかんとそれを想いを込めて育てる人、といった景色が浮かんでいて

太陽や雨、風といった自然の恵みという愛をうけて育つこと、育てること、

自分の心に芽吹いた想いを大切に育てて届けること、その二つが交わる場所で、豊かに育った「みかん」という象徴が、

人と人を結んでくれるような歌になればいいなと思っていました。

ちょうどその頃、自然や食についてあらためて考えることが多く、今まで関わりたいと思いながら、始められなかったことを

ちゃんと自分の生活に取り入れていきたいなと思っていた時期でもあって。

そんな折に、ご縁とタイミングが重なり、畑で手伝いをさせていただけることになりまして。

土に触れて苗をうえて、種をまいて。もうそれだけで、その小さな緑が愛おしいんですよ。育っておくれと。

始まり、過程で、そして育った先で、誰かと喜び合いたいんですよね。

そうしたら、音楽も、大切にしたいことも、食べることも、心に丁寧に応えて生きることも、色々なことが自分の中でつながっていきました。

あと、曲が出来て、サークル関係の友人に音源が届いたとき、ちょうどコンサート開催地の沼津市西浦に居て、曲を聴いたそうで。

5月頃のその時期、街中、みかんの花の甘い香りがしていたタイミングだったそうですごいシンクロしたみたいで。

なんだか素敵だなあ、と思っていたら、家のすぐ近くに、今まで気づかなかったんだけど、みかんの花が咲いていて。

こんなこともあるんだなあと思って撮影したのが、CDケース裏面の写真なんです。

また、そのときに調べて知ったんですけど、浜松市の市の花が「みかんの花」だったんですよ。

 

~~今回、ピアノと歌の(独唱)バージョンと別に、合唱バージョンがありますが

 

最近、学校でワークショップなどをする機会もあって、CDリリースするなら、学校で歌ってもらえるような合唱バージョンもあるといいねという話になって。

初めは、合唱団と共演するのも楽しいなと考えていて。実際、どんな雰囲気になるのかと思って、合唱団をイメージして、一度自分で録音してみたんです。そうしたら、それらしい雰囲気になって、何かいけそうだ、と。

そこから、イメージが先行していって、「NKH合唱団」(Naohisa Kawaguchi Hitori合唱団:レコーディング時に一人で歌う仮想合唱団)を結成して。

 

~~某合唱団ありきのネーミングですね。

ただ、結成はしたものの、(独唱より)合唱バージョンの方がだいぶ時間がかかりました。およそ17人分、録音している途中で「なぜひとりで歌っているのか」と。ただ、楽しかったです。同じパートでも、微妙に個性を変えてみたり。ひとりで歌っている時点で純粋な合唱ではないですが、ひとつのかたちとしてお楽しみいただけたら。

3曲目にinstrumental(ピアノ伴奏のみ)を収録しているので、歌ってみたいと思っていただけたら、これを使って合唱したり、歌ってもらえたら嬉しいですね。

〜〜またここから育っていくといいですね。

実際に「みかんのうた」を歌ってくださっている学校もあるそうですので、一緒に歌えたら嬉しいですね。

「みかんのうた」

​作詞・作曲 川口直久

みかんの花が風に揺れてる

いくつの日々を乗り越えて

遠く 遠く 離れていても

思い出せる みかんの香り

君の笑顔を思い浮かべて

今年も会える あの場所で

太陽や風 そして誰かを想い

育てる 大事な気持ち

君の笑顔を思い浮かべて

今年も会える この場所で

みかんの花が風に揺れてる

いくつの日々を乗り越えて

2016年10月、川口直久のニューシングル「みかんのうた」をリリースします。

​『みかんのうたができるまで』と題し、曲がうまれた経緯や、リリースに至るまでをお届けします。

川口直久

シンガーソングライター 静岡県浜松市出身

 

ピアノ、ギターを弾き、歌うスタイルで良質なポップスを届ける。

 

2012年 K-mix (静岡エフエム放送)「神谷宥希枝の独立宣言 ザ★オーディションvol.4」

ソロ部門グランプリ&オーディエンス賞を受賞。

​2014年、1st album「earthring」(アースリング)を発表。

 

子供番組/映画出演や

TV、CM、映像作品、舞台、アーティストなどへの楽曲提供/編曲、サウンドプロデュース等も行なう。

作詞作曲をはじめとするワークショップ、親子対象のライブイベントなども開催。

 

オフィシャルサイト(楽曲試聴あり)

http://www.kawaguchinaohisa.com

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